数百人の医療者の活動を支える2人のエンジニアの挟持

どもー代表の峯です。広報の五百川が「私は先週3本記事書きました!」と誇らしげに言うので、暗に私にも何か書けと言ってるような気がするので書きます。

さて、4月に入り、メディラインの採用数が少しづつ増えてきています。特に数百人単位での大規模な導入が増えてきました。医療現場で求められているという確かな手応えを感じます。 

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 我々のお客様は多くが医療機関です。24時間✕365日稼働している訪問クリニックもあります。安定運用こそが何よりも求められます。一方でITサービスの宿命とも言うべき、突発的なサーバーダウンや利用者からの機能改善要望など増えています。それだけ臨床で使われ、強く期待されているという事の裏返しであり、重責を負っている覚悟をもって職責を果たさねばと誓う日々です。

フロントは誰でも使える事を目指し、シンプル&ミニマルを是としたメディラインですが、裏側は複雑で高度なシステムが支えています。

こうしたシステムを支え、機能改善に応えるのは弊社の2名のエンジニア。弊社はリモートワークも多いのですが、週一で集まって、あれこれ話ししながら作業進めます。

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弊社はコーヒーラウンジがあり、Cafeに居るスタイルで仕事できます。スーツ着て無機質な机でモクモクとコード書く従来の開発会社のイメージはありません。自由気ままにメートPCだけ持って、好きな場所で好きなスタイルで仕事できます。私自身が束縛されるのが何より嫌なので、エンジニアリングチームに自由に働けるようにしてます。

彼らの働きによってシステムは支えられ、多くの医療者が日夜臨床で活用し病や怪我で苦しむ患者さんを救う。エンジニアチームもまた医療を支える重責を負っているという挟持をもって日々開発に取り組んでます。

【社長人】インタビュー動画が掲載されました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。
先日、弊社代表・峯の「社長人」動画インタビュー収録がありました。

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そして、ついにその動画が掲載されました!!

▼動画インタビュー
http://pasona-syachojin.com/?p=5606

「プロフィール」「経営理念・ビジョン」「自社サービス」についてそれぞれ動画があります。

また、現在弊社では一緒に働く仲間を募集中です!
「求める人物像」や、未来の仲間に向けての「メッセージ」も合わせてご覧頂けると嬉しいです!
弊社に少しでもご興味頂けた方は、是非五百川までお気軽にご連絡下さいね!

【医療人への道No.1】働く細胞1巻~3巻

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。
先日のBLOGにも書きましたが、現在私は医療業界に関して勉強中です。そして、代表が沢山の本を私のデスクに置いているので、積読が数多くあります。

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もちろん、積読したままではなくきちんと勉強しますよ!
早速何から読もうかなと考えながらパラパラと本をめくってみましたが・・
専門書等は手に取る自信がなく・・・。まずはウォーミングアップということで、初めの一歩を踏み出す相棒として【はたらく細胞】を読むことにしました!

 人生において漫画をあまり読んだことない私。ハマった漫画と言うとキングダムくらいw
でもこれがまた面白いっ!白血球、赤血球、血小板、マクロファージ、記憶細胞、キラーT細胞、NK細胞・・・等、様々な細胞が疑似化されて描かれている作品なんですが、花粉症や擦り傷、インフルエンザ等、体内外に何かしらの異常があった時には、細胞達がこんなにも迅速に反応して対応しているのかと思うと、本を読みながら感謝の気持ちが芽生えてきましたw

 

しかも、当たり前ですがこの細胞の働きは人間が死ぬまで一生続き、24時間365日休みはありません。人間の身体の神秘的な部分を感じることも出来ましたし、どういう時にどの細胞が対処(活躍)しているのかということも知ることが出来ました。

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まだまだ積読が沢山あるので、これから一つずつ読了していこうと思います!まずは、【はたらく細胞】を読んで自信の身体の中で起こっていることについて興味を持つきっかけになりました。これからも医療人への道は続きますので、読んだ本等はBLOGで紹介していきますね!皆さんのお勧め本等もありましたら、是非ご紹介して頂けると嬉しいです!

有言速攻を実現するブレない事の重要性

どもー代表の峯です。今週は長年の大きな夢の実現に向け大きな合意を取り付ける事に成功しました。医療に世界を良くしてきますよ!

さて、私はFacebook大好きなんですが、過去の発言(投稿)をたまーに眺めていると、なかなかいいこと言ってる日もあります(笑)私の座右の銘は「有言速攻」です。言ったからには即取り掛かり必ず実行する。ここで重要なのはブレないことです。言ったことが変わってしまうというのは結局自分の中で芯が据わっていないという事です。そんな軽い言葉で経営は出来ません。

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経営者の言葉は時に会社やスタッフへの号令になりますし、株主や社会に対するコミットになります。過去の発言見て、今も同じ思いである事を確認しつつ、ブレていないという事を再確認した今日このごろです。

2015年4月のある日・・

手段を目的にしないという事を言っています。今でもそうですね。必ずしもIT化だけが正解ではありません。アナログな方法の良さを再確認し、ITで補完するというのも一つの方法です。そして役割分担やマネージメント、自分自身をどうグロースするか?という事の大切さについて気づき始めているようです。
よしっブレてない!

2013年4月の同日・・・

4年前ですね、まだ起業前ですが・・悩んでますねー、やりたいことと、やらねばならないこと、そのバランスに心折れそうになってます。当時、確か昇進してスタッフからマネージャーへ会社から求められる役割がかわる貴重な瞬間です。誰しも通る道でしょうか?
この時、すでに自分で手を動かすことを封じるという事が自分や仕事の領域をグロースするという事に気づき始めてます。ただ心に余裕はなさそうですね。まだそれが正しいかどうかも揺れているようです。でも結果としてブレてない!

弊社から一人、卒業生を輩出しました!

どもー代表の峯です。春は出会いと別れの季節と申します。かくいう弊社も創業期より約2年半に渡ってシェアメディカルを支えてくれた、吉野が卒業しました。

あの日、2014年9月1日創業初日も雨でした・・初めて融資が決まった日も、契約が決まった日もきまって弊社の重要イベントは常に雨でした。そう吉野が参画したあの日も雨でした。そして今日も・・・

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また何も無い時から私の「医療の世界をICTを使って良くしたい」という理念だけに共感してくれて、社員第一号として飛び込んできてくれました。彼が実務を支えてくれたおかげて私はメディラインの開発と経営に没頭できました。今はほんと感謝の気持ちでいっぱいです。

とはいえ4月からも業務委託としてしばらく弊社を陰日向と支えてくれます。他にも何やらデータスポーツ分野やら、新しいヘルスケア領域でいろいろ考えているようです。

私の目標は一人でも医療ICTプレーヤーを、仲間を増やすことです。吉野もきっと私と違う領域でやはり同じように医療や健康をICTを使って改善しようと試みようと考えてるのでしょう。応援したいと思います!

明日から新年度です。気持も新たに、いろいろ仕掛けてまいります!、どうぞご期待ください。

 

 

なぜメディラインが医療現場で求められているのか?

どもー代表の峯です。さて、最近「なぜメディラインが医療現場で求められているのでしょうか?」というのを質問受けました。なるほど、ちゃんと背景まで説明した資料はなかったので、少し、メディラインがうまれた背景と狙っているマーケットをご説明したいと思います。
 

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メディラインが必要な背景

2010年、ちょうど東日本大震災が起こる1ヶ月前、法律が改正され、患者さんの情報を含む医療情報をオンラインでやりとりしたり保存したりする事が一定の条件のもと規制緩和されました。今でこそ、当たり前に行っていたオンライン上のやり取りはそれまで規制されていたのです。
それでもITリテラシーがある医療者は、自分の医療知識をアップデートし、そして学び合うために、メーリングリストやクローズドな掲示板サービスなどを活用し細々と行っていました。
しかし世はブログやSNSなどオープンコミュニケーションがメインになりつつありましした。掲示板やメーリングリストを提供していた事業者は、廃れていくサービスは徐々に閉鎖されていきます。医療者たちは、クローズドでかつ仲間内だけで、情報交換する場を求めていました。

規制強化と緩和の狭間の悲劇

メディライン構想の元となったのは、2006年起きた「大淀町大淀病院事件」という医療事故です。これは医療側、患者側と立ち位置によって見方が180度異なる事案です。詳しくは調べて頂ければと思いますが、この事件で医療者と患者、そして世の中とが乖離してしまったほんとうに悲しい出来事でした。そしてさらに事件が起きます。その渦中である医師が、当該事件の患者のカルテを医療専用掲示板に転載し医療倫理が問われ社会問題化しました。
なんでもかんでも医療者側だけの責任を追求する世の風潮に義憤から医師が起こした事ですが、当然ながら医療者しか見ていないクローズドなはずの医療者専用掲示板にもかかわらず、責任問題を問われる事態に多くの医療者は情報発信を萎縮します。
私は情報交換を萎縮する事はかえって生活者側との溝を深め、せっかくの学び合うという文化が後退するのではないか?と危機感を持っていました。
そこで、私はリアルな雇用関係が存在する、もっと狭い範囲、例えば同じ施設内などからネットを活用してやり取りするシステムを作れないか?と着想し、メディラインのコンセプト(当時はWeb版のみ)を何人かの親しい医師に相談した所、一様に医師は目を輝かせて、是非欲しい!と言います。私は確かな手応えを感じました。でも当時はまだそれを実現するリソースは無く自分のネタ帳に載せるだけでした。

なぜメディラインのようなサービスが過去生まれなかったのか?

2013年ごろ、世にはLINEやFacebookメッセンジャーのようなチャットコミュニケーションツールがブームの兆しをみせていました。私は、ジャスト・イン・タイムで情報交換可能な、このチャットツールを医療用として提供する事を着想し、再びメディライン構想を温め始めていました。すでに先行している無料ツールがあるのになぜ?、と思われるかもしれません。でも私は3つのポイントで、医療分野でなら十分勝負可能だと考えました。
  1. 先に説明したように医療者は、コミュニケーションをとりたい欲求は強いものの、オンライン上での情報交換にいまだ強い恐れを抱いています。そして、こうしたIT製品を活用する事に懐疑的です。
  2. 考えてもみてください。もしも、医療者が、LINEやFacebookメッセンジャーを仕事中に堂々と使っていたら患者さんは、どう思うでしょう?。先行する民生ツールは有名すぎるのです。仕事中に使えないツールでは意味が無いのです。
  3. 医療は規制産業です。結局のところ厚労省などの国の政策によって対応はある日180度かわってしまいます。そして国は3つの省庁(厚労省経産省総務省)が4つのガイドラインを公表しています。3省4ガイドラインと呼ばれるオンライン上で患者さんの情報をストレージしたりやり取りする際のルールで、暗号化しなげばならない、日本の法律が適用されるベンダーでなければならない、サーバーは日本になければならない、などなど細かな決まりがあります。そして、残念ながら先行する民生ツールは全て外国製です。これらのルールには準拠していません。これは表立って使っているとは言えないことを意味します。そして何か問題が出れば、全ての責任を追うことを意味します。
そして2014年、確かな手応えとともにシェアメディカルを起業しました。メディラインを世に出し、医療者コミュニケーションの改善を以って医療の世界そのものを回すためです。

なぜメディラインが今後伸びていくのか?

来年、2018年は診療報酬改定が行われます。昨年は選挙もあり増税が見送られました。日本の医療費は膨張を続け、ついには40兆円を突破しました。厚労省のグランドプランは最も医療費のかかる医科大に入院するレベルの患者をなんとか病院に戻し、そして病院に入院する患者を早期にクリニックに通院させるようにし、クリニックに来る軽症の患者は薬局でOTC薬でセルフメディケーションしてもらう方針です。
そして、入院ではなく極力在宅での療養に切り替える。そのために医療者を患宅に向かわせる診療報酬デザインになるだろうと言われています。そうなると、今までのようにクリニックで待つ医療スタイルから、医療者が動く、攻めの医療にスタイルが大きく変わります。そうなるように診療報酬がデザインされるのです。今までのスタイルでは経営が難しくなるのです。
そうなれば、動く医療チーム間の情報連携はどうすればいいのか?という切実な問題も出てきます。そこでメディラインが活躍します。

メディラインは誰の何を解決するのか?

極論を言うとメディラインという単体のサービスを売りたいのではありません。なぜならサービスだけならば、最終的には価格か機能で勝負するしか無いわけです。そうした低レベルな形で勝負してもあまり意味がありません。我々はメディラインをコアとして医療ソリューション、もっと言えば全く新しい、医療イノベーションを起こしたいと思っています。具体的に言えば「医師の働き方改革」です。勤務医と開業医の中間として、ほんとうの意味での医師個人によるフリーランサーな開業です。それを実現するあらゆるツールセットを用意しようと考えています。
そのソリューションの中心にメディラインがいます。
メディラインが変えるのは医療者の働き方そのものです!そはれ、古い世界に解き放たれる紛れもないイノベーションといえるでしょう。
世界を変えるのに大きな力は必要ありません。ほんの少し流れを変えればいいのです。それだけで到達点は大きく変わります。我々は小さな力しか持ちえません、しかし医療の世界の流れを変えるには十分な力です。世界が変わる瞬間を最前列で見れる。それこそ、ベンチャー企業で仕事をする最大の醍醐味といえるでしょう。

代表・峯が動画インタビューを受けました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。
先日、またもや代表・峯が動画インタビューの取材を受けました!

インタビューにも少し慣れてきたのか、開始前から笑顔が。
オフィス内にはいくつかの会議室が完備されているのですが、今回は壁紙がお洒落で、窓からの光が差込む会議室にしました。

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ある一定時間を超えると自動的にブラインドが閉まってしまうようで、撮影途中に「ウィーン」といっていきなりブラインドが閉まってしまうハプニングがあったのはここだけの話です。

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今回のインタビューに関しても、現在編集して頂いている最中とのことですので、こちらもどんな映像になっているのか今から楽しみです!