なぜ私がスクラブを着るのか?

どもー代表の峯です。

さて、先日、創業手帳を発行するビズシードさんに行ってきました。スタートアップの経営者なら一度は手にしたことがあるんじゃないかと思います。私も前職でヘルスケア系のフリペ事業のWeb部門担当してたので、フリペモデルはなかなか収益出すのが難しく、事業としてのハードルの高さは、よく知っていたのですが、きちんと利益出す仕組みができていることに驚きました。

sharemedical.hatenablog.com

大変うれしいお話頂きました。詳細は近々五百川から発表あると思います。ところで、記事中で五百川は・・

f:id:sharemedical:20170210150800j:plain

今日の峯はというと、これまた私服。完全に油断してましたね。
今後は水色のスクラブはリュックに詰め込んで持ち歩くようにすることが、この直後決定しましたので、皆様の前ではいつもスクラブ登場させて頂きます(^^)

のように言ってます。いやはや、私もまさか、ここで、お話戴くとは思っていなかったので、すっかり油断しました(笑)
さて、ここでハテナがいっぱいの方もいるかもしれません。

スクラブ?

スクラブとは医療用白衣のことです。元々はゴシゴシ洗うという意味のscrubから転じて丈夫で何度も繰り返し洗えるという意味で呼ばれています。

私が大好きな医療ドラマのERでもジョージ・クルーニー扮するダグラス先生も着てますね。白衣の一種ですが、定番の緑やブルーなどの他にワインレッドなど、カラバリが豊富なのも特徴で、キャラクターや花柄など柄物も最近はあるようです。この上に白衣羽織るdoctorも多いですね。

f:id:sharemedical:20170211142522j:plain

なぜ私がスクラブを着るのか?

話がそれてしまいましたが、これは、よく聞かれます。聞かなくても、会った方なら疑問に思う方もいると思うので理由を簡単に説明したいと思います。それは・・

人が死ぬかもしれないからです

FIRST DO NO HARM
何よりも害を与えてはならない

f:id:sharemedical:20170211155207j:plainメディラインを始め、弊社が開発するシステムはすべて医療施設で医師や薬剤師など医療者が使用します。患者さんの命に対峙する医療者が使うシステムです。それはすなわち、システムに問題やミスがあれば、最悪、患者さんの命や人生に関わる可能性があるということです。私は、自分が手掛けた医療ICTサービスで医療の世界をよりよくして行きたいという想いで仕事しています。

自分も、その世界に身を置き、間接的ではありますが、患者さんの命に対峙する想いでいます。それは緊張感を持って仕事する自分なりの決意表明です。なので、業務中はスクラブを着て仕事しています。

メディラインの採用実例公開しました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。

先日、弊社のメディラインをご利用頂いている夜間往診みなとホームクリニックの菊池先生にご協力して頂き、クリニックばんぶうの取材があり、無事発行されました。

sharemedical.hatenablog.com

f:id:sharemedical:20170208200937j:plain

でも、もっと多くの医療機関や介護施設にメディラインを知ってもらい、使っていただきたいので、その際にお聞きしたことをまとめて、実例として掲載できないか考えました。方法は後から考えるとして、原稿を書いたところ、峯がメディラインのページに、ちゃちゃっと追加してくれましたので公開します。

MedLline - 採用事例『夜間往診専門みなとホームクリニック』

ほんの一例です。使い方が自由なのがメディラインの特徴です。これから時間を作ってどんどん取材に出かけたいと思います。ご協力よろしくお願いします。

『社長人』で弊社・峯がインタビューされました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です!
先日、弊社・峯が『社長人』の動画取材をして頂きました!

今回のような動画取材は初めてだったので、私もドキドキです。
しかし・・この写真を見ての通り、私より峯の方がドキドキだったでしょう。

f:id:sharemedical:20170206104203j:plain

手際よく機材の準備をして頂き、私はカメラチェックと、笑顔チェックです!!
1つの質問に対して、かなり短い回答をしなければいけないので、なかなか難しいところでしたが・・さすがピッチなどで鍛えたトークでぴったりと時間通りに!

f:id:sharemedical:20170206104233j:plain

最後に、正面でメッセージを撮りましたが、これも1発OK!
全ての撮影を終えて私も一安心です。

 

f:id:sharemedical:20170206104310j:plain

こちらのインタビュー動画は今月中には編集が終わるとのことなので、皆さんにもお伝え出来ればと思います(^^)!

シェアメディカルの想いをこれからもどんどん発信していきます!

 

株式会社ビズリーチさんにお邪魔しました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です!
先日、株式会社ビズリーチさんにお邪魔してきました!

ビズリーチさんは私の新卒時代から、何かとご縁がある会社さんなのですが・・オフィスに行くのは初めて♪
以前から気になっていた『ビズビーチ』にようやく行くことが出来ました!

f:id:sharemedical:20170206100209j:plain

入ってすぐに緑溢れる空間が目の前に!とってもお洒落ですね!!
ここで打ち合わせや、MTGなども出来ちゃうなんて素敵です!

f:id:sharemedical:20170206100240j:plain

そして・・ビーチ発見!近くでMTGをされていたので遠目から眺める感じになりましたが、サンゴの上に3DCGで海が再現されていました。
また、ビーチを囲むようにミーティングスペースも広がっています!

f:id:sharemedical:20170206100308j:plain

個室もあるんですね!緑溢れるスペースと、海の青が広がるスペースが融合していて、その日の気分によって利用できるのは良いですよね!

やはり働く上では、環境ってとても大事だと思います。私は特にずっと同じ場所でPCに向かって仕事をし続けると、集中力が途切れてしまうタイプなので、一人になれる時間や空間は確保したいなといつも思っています。

オフィスに来る人を楽しませ、働く人には集中出来る環境を提供しているビズリーチさん。他にも行事など楽しそうな取り組みをたくさんされているので、シェアメディカルでも参考にさせて頂き、たくさんの人にオフィスに遊びにきてもらえ、そして社員が毎日ワクワクしながら働ける環境を作っていきたいと思います!

「クリニックばんぶう」2月号にメディラインの実例が掲載されました

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。以前取材を受けたという記事を書きましたが、先日、無事発行され見本誌が届きました!

sharemedical.hatenablog.com

月刊誌「クリニックばんぶう」2月号

開業医向けの雑誌なので、なかなか書店では見かけないかもしれませんが、2月号は"診診連携"の特集です。これからの医療はこうした、地域のクリニック同士が連携して患者さんを診るスタイルが一般的になるんだな感じます。

f:id:sharemedical:20170203094300j:plain

今回、取材お受け頂いたメディライン導入クリニックの「夜間救急みなとホームクリニック」の菊池先生も、夜間のみの往診診療を専門とする新しい運営形態をとっていらっしゃいます。医療者が積極的に患者のもとに出向く次世代の診療スタイルにはメディラインのようなツールは欠かせません!

www.mediline.jp

クリニックばんぶう2月号はAmazonで買えるので一度ご覧いただけましたら幸いです。

また、こうした雑誌などメディア取材も大歓迎です。広報の五百川までお気軽にお問い合わせ下さい。

contact | 株式会社シェアメディカル

UQ版 Next W01でもマイネオSIMで稼働確認

どもー代表の峯です。週末も半分趣味仕事で頑張ります。
さて以前、モバイルルーターNextW01を再利用するというネタを投稿しましたが今日は第二弾設定編です。 

sharemedical.hatenablog.com

実は、少し不安なところがありました。Next W01はUQ WiMAX版とau版があります。UQ WiMAXを提供するUQバイルはauの子会社ですし、auの4G LTEを利用するモードもあります。基本的には同じだろうとは思っていますが、マイネオの動作確認ルーターリストにはUQ版は未確認とあります・・・

こちらは動作確認が取れているau版のNext W01。外見も仕様もそっくりですね。

SIM到着

さて、申し込みしてから4日くらいでパンフレットともにSIMが到着。過去、何社か格安SIM使いましたが、こんなに丁寧なパンフ入ってたのは初めて!

早速入っていたSIMを刺してみるものの、アレ?つながらない?・・・やっちゃったかな?と一抹の不安を感じましたが、APNの設定を忘れてました。ちゃんとパンフ読まないとね。
ところが設定を試みるがルーターの設定がよくわからない。いろいろ調べてみるとW01にWiFiでPCを繋ぎブラウザから

IPアドレスhttp://192.168.100.1
ユーザ名:admin
パスワード:本体の「情報」→「端末情報」→「IMEI番号」をタップして表示される長い数字の下5桁がパスワード

でアクセス出来るとのこと。ふむふむ

続いてマイネオのサイトに記載されているAPN設定を行えば完了。プロファイル名は任意とあるので「mineo」としました。
なおしつこいくらいにau版と強調してあるけど気にせずOK(´ε` )

support.mineo.jp

続いて本体の「設定」→「プロファイル選択」をタップして、「接続先設定」の画面に先ほど入力したプロファイル名(私はmineo)を選択して設定。

ハマりポイント

これで使えるはずでしたが、あれ?圏外!

オフィス内とは言え、大手町でauが入らないというのは、もはやクレームものです!、でもあっさり解決。W01は通信モードとしてWiMAX回線だけを使う、「ハイスピード」モード、WiMAX回線がつながらないエリアではauの4G LTE回線に切り替える「ハイスピードプラスエリア」があります。
でも当時ハイスピードプラスエリアにすると別途オプションでお金取られる仕様だったので、つながらないようにハイスピードモードで運用していたのを思い出し、通信モードを「ハイスピードプラスエリア」に設定したところ・・・

あっさり繋がりました\(^o^)/

しばらく繋いで、マイネオのマイページ見てみると、ちゃんとパケット消費してます(あたりまえ)

f:id:sharemedical:20170205101714p:plain

その後、調べてみたら、マイネオは実はWiMAX2+回線も使える事がわかりました。先程使えなかったのはオフィス内には電波が来てないだけみたい(WiMAXはスピードは早いけど、相変わらず屋内は弱い)そしてWiMAX2+ と4G LTE回線に対応し最大下り速度が220Mbps出せるキャリアアグリゲーションに対応しているのはNext W01だけ!
マイネオ自身が販売しているモバイルルータですらWiMAX2+は対応していません。

Speed Wi-Fi NEXT WiMAX 2+ W01 マリン  HWD31SLU

Speed Wi-Fi NEXT WiMAX 2+ W01 マリン HWD31SLU

 

創業当時は固定回線引けず、泣く泣く契約していたWiMAXでしたが、マイネオのSIMと組み合わせると、対応エリアも広く、条件良ければスピードも早い、モバイル最強ルーターに変身して再登場しました!
これで五百川さんもバリバリお仕事出来るはず\(^o^)/

スタートアップにこそCCO職が必要な理由

どもー代表の峯です。

先日新メンバーとしてJoinした五百川が名乗っているCCOという役職、あんまり日本では聞き慣れませんね。一見COOにも見えちゃうのですが、アメリカではどんどん採用している企業が増えているんですよ。今回は、私がどうしてCCOという役職を採用したのか少し説明したいと思います。

sharemedical.hatenablog.com

CCOという役職は、いわゆるCxOの一種で、Chief Customer Officer、日本語にすれば最高顧客責任者とでも言うのでしょうか。2014年と少し古いデータですが、フォーチュン500にランクインしている企業のうち約10%、フォーチュン100で22%が採用しているといいます。比較的新しい職種ですが、3年経っているので現在はもっと増えているでしょう。

f:id:sharemedical:20170202165617j:plain

CCOとは具体的にどんな仕事なのか?

CCOとはどんな立場の職種かというとアメリカにCCO Councilという協会があります。彼らの定義によれば

“an executive that provides the comprehensive and authoritative view of the customer and creates corporate and customer strategy at the highest levels of the company to maximize customer acquisition, retention, and profitability.”

「顧客の獲得や維持力を高め、会社の収益性を最大化し、企業と顧客戦略を策定するエグゼクティブ」と言うことだそうです。

日本でも"顧客満足度を向上する"や"時代はCS経営"等と言われています。特に一般消費者向けのサービスを展開する企業の場合は、サポートの質如何で、全社的な評価につながります。特にネット時代はネガティブな情報は素早く拡散されます。大手ならともかく、スタートアップでは致命的です。そこで、CCOのタスクは次の2つに集約されます。

1.顧客の声を代弁し製品開発やサポートに活かす

顧客満足度だ、CS経営だと言っても企業にとっての顧客はお金を払ってくれる人=購入者であり、買ったあとのサポートはコストであり、出来るなら無い方が嬉しいというのが正直なトコロではないでしょうか?
CCOは顧客を購入者としてではなく"利用者"と位置づけ、彼らの喜び、不満を吸い上げ製品開発に素早くフィードバックさせることにあります。

弊社はメディラインという医療者用チャットツールを展開しています。医療者はなかなか本音を語りません。彼、彼女らが何に喜び、何を欲し、何に不満を抱いているのか?、まずは臨床の小さな課題を知ること、そして医療行政など社会福祉全体の仕組みを理解し、医療者と適切なエンゲージメントを構築、そしてエンゲージメントを適切に保ち最大化する事にあります。これが弊社で求められるCCOの機能の一つです。

 2.静かに変革する

医療の世界は巨大であり、社会基盤の一つです。強いヒエラルキーによって支配された世界でもあります。我々は、そうした世界の歪みを知っています。しかし強い力で変革を迫る特効薬は時に劇薬となり、変化を望まない多数派によって反抗者の烙印を押されます。
CCOは内外の課題を小さな変革を一つずつ成功させ、個々の価値観、アイデンティティを尊重しながら組織や社会に貢献しつつ改革を積み重ねていきます。やがて、それを見た、同じく声なき変革者が「自分にもできるかも!」と思い始めます。そして「自分もやってみたい」という自発的なムーブメントが起こり、その輪をどんどん広げていき、やがて大きな変革につなげる。CCOはそうした反抗者にはなりたくないが現状を良しとは思っていない変革者を支援します。

内外の賛同者のエンゲージメントを構築する

メディラインはシンプルに徹した製品です。機能は基本に徹しており決して多くはありません、多様化した現在、マスから個へシフトが進んでいます。ですが望む形にカスタマイズを繰り返すのは私は反対です。多くは無駄であり、コスト削減には繋がりません。一方で、企業の想定した枠に落とし込み使う側がフローを変えるのも、またナンセンスです。合理化するのに導入したのにかえって不便になっては元も子もありません。

CCOは単なるカスタマーサービス部門のトップではありません。シェアメディカルのいわばファンを構築する。ひいては医療ICT分野でシェアメディカルが無くてはならない存在となる。なぜなら我々の"顧客"はメディラインの利用者だけではなく医療に関わる全ての企業、医療機関、スタッフが顧客だからです。

CEOが高い熱量を持った改革者ならば、CCOは静かな改革者です。医療という巨大なシステムに対して我々が直接関与できる範囲は少ない。でも、志同じくするサイレントマジョリティーを巻き込んで大きな流れを作ることができれば・・・世界はきっと変えられます!

静かなる改革者―「しなやか」に「したたか」に組織を変える人々

静かなる改革者―「しなやか」に「したたか」に組織を変える人々