経営者の不安の正体は情報不足から生じるアンヒバレンスな精神の暴走が原因

どもー代表の峯です。今週は雑誌対談やインタビューなどがありました。覚悟を持った医療者やベンチャー経営者と話をすると、自分も身が引き締まる思いです。そのあたりは広報の五百川が、せっと書いてくれていると思いますのでお楽しみに。

さて、起業して気心知れた仲間と数人でやってるうちは、なんとなく回っていけますが、事業が拡大していき、やがて人材紹介会社や求人誌などから採用を行いスタッフの人数も増えて、だんだんと組織として活動が始まると、経営者が決済する一つ一つのタスクの重みがかわってきます。それは全てにおいて仮に第三者からの問があった時に合理的に説明可能にしなければならなくなるという事です。

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私も大きな契約や決裁を行う時は、それなりに緊張します。この代表印を押せば全てが動き出すという瞬間のいわばスイッチを押す事です。それは楽しみであり、でも万が一があれば・・という恐怖も同居しています。

この楽しみと恐れのような両方の感情を抱く精神状態を心理学ではアンビバレンス(両価性)と言います。経営者は常にアンヒバレンスな状況に晒されていると言っていいでしょう。上場企業の経営者はメンタル強いんだろうなぁといつも感心します。

バランスが取れている、あるいは楽しみな感情が勝っていれば、それは前向きです。では、恐怖の感情が勝った時どう解消したらいいのでしょう?。一番困った事態が「逆説的な反応」起こすことです。例えば子供に勉強しなさい!と強要すると、反抗して勉強しなくなる、好きな娘に好かれたいという思いから、わざと嫌がらせをするというのも一種の「逆説的な反応」です。大人の場合はモチベーションが下がったり、迷いからミスを起こしたりすることも多いでしょう。

私とて人間ですから経営者である以上常に真剣勝負です。真剣であればあるほど、楽なジャッジなど一つもありません。時に本当にこの判断で良いのか?、恐怖する事もあります。

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でも、そんな時意識しているのが「怖い」と「恐い」の違いです。辞書をひくとニアイコールでどちらでも同じ意味として使われます。ですが、「怖い」は主観的な恐怖、「恐い」は客観的な恐怖を表していると言われます。

漠然とした恐怖が沸き起こった時、重要なジャッジを行う前に、自分に問うのです、この恐怖は「怖い」のかまたは「恐い」のか?

もし自身の経験や知識に照らして主観的に「怖い」と感じているなら、そのジャッジは慎重であるべきです。対して自分自身には直接影響がない、例えて言えば、占いの結果が悪いとか、今日は仏滅とか客観的な「恐さ」であれば、それは周りのスタッフなどと相談するなりして解消可能な問題でしょう。

いずれにしても恐怖とは情報不足から発生します。情報不足を補い精神を安定させるため、脳は過去の様々な経験や知りうる情報で補完しようとします。だから、ただの柳が幽霊に見えちゃうわけです。

判断に迷いが生じる恐怖に打ち勝つのが経営者ではありません。常日頃から情報を得て、恐怖を感じないような精神状態で臨むのが経営ではないかと私は思います。

弊社、五百川に再び取材が!

どもー代表の峯です。曇天の大手町。桜のつぼみも硬く、まだまだ春は足踏みしているようです。さて、先日、美容系メディア取材を受けた五百川ですが、今日は女性キャリア系の媒体の取材を受けるとのこと、こりゃスゴイ!

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今回の取材は2名でレフ板まで用意しての本格派。どことなく気品清純なモデルさんの風格は漂ってきましたでしょうか?

弊社は "なりたい自分になるための支援は惜しみません" スタッフが生き生きと働くことで、結果的に会社や医療の世界がよくなっていく。そんな成長循環型の会社にしたいと思っています。

津波が私の自信をすべて押し流した #311

3.11・・・津波が私の自信をすべて押し流した

2011年のあの日・・幸い大きな被害はなかったネットも生きていた、そこで目撃したのは映画のような大津波の映像。テレビの前で「早く逃げろ!」と叫ぶしかなかった、今思えばあの時から私の人生は大きく変わったと言っていい。

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それまでの私は名実ともに医療ICT推進に全力を傾けていた。医療界はIT化が遅れている。社会保障財源の増大を抑制し皆保険制度の崩壊を防ぐ特効薬だと信じて疑わなかったし、これに異を唱えるものは誰であろうと既得権者であり抵抗勢力であると徹底して戦っていた。でもあの日・・あの日を境に私の自信、信じてきたプランはもろくも崩れ去った。

私は何もできなかった、何もなくなった更地の街をテレビで見るしかなかった。一方、多くの医師や薬剤師が現地入りして避難所で活動を始めるニュースを知る。私の友人の医師や薬剤師も、災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として自分のクリニックや薬局を閉めて現地入りしている。その姿を目の当たりにし何もできない無力な自分を恥じた。

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私は何も仕事が手がつかなくなった、出来ることと言えば、Twitterで寄せられる膨大な救援依頼の中からデマや嘘を精査し適切な人や組織に転送するくらい。こんなことしか出来ない自分が悔しかった、でもそれくらいしかできなかった。

医療ICTは役立たないのか?

被災地は携帯のアンテナ基地もことごとく破壊した、スマートフォンはあっても通信できないので役に立たない。現地の医療者からは、刻々と悲痛な叫び声が聞こえる。被災者は自分がどんな薬を飲んでいたのかわからないという、そこでTwitterで知り合った薬剤師らと協力し疾患ごとに多く処方される薬をリスト化し探せるようにしよう!、プロジェクトはわずか数時間で決まり、完成まで数日、会ったこともない人たちと協力し、出来ることを分担。驚くべきスピードで仕上げていく。それらは現地医療者のツールとして役立ったという。

被災地で使える「服用薬確認シート」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/di/trend/201103/519025.html

まだ出来る!災害時でも利用できるアプリを作るんだ!、私は何かに取り憑かれたようにアプリ開発を企画する。日本の処方医薬品は約2万種、それをタブレットで検索する、しかも一切ネットワークが途絶した環境でもスタンドアロンで動き、ネットに繋がれば平時は自動で更新し情報は常に最新に保つ、そんな無茶な要求にエンジニアも巻き込み一つ一つ困難を技術課題を解決していった。

添付文書 Pro

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  • QLife. Inc.
  • メディカル
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医療ITとは・・・それを推進した自分を全否定された瞬間を目撃する

ある時、被災地のクリニックの医師の姿の映像を見た。今でも鮮明に覚えている。医師は瓦礫の中から、泥だらけの紙のカルテを掘り出し、綺麗に洗い、窓ガラスに貼り付けて乾かしていく、、、「これで患者さんの記録がわかります」そう医師は言った。電子カルテシステムは津波の海水に浸かり修復不能だという。私は膝から崩れ落ちた。結局、私が得意気になっていた医療ITは巨大な災害の前には無力であり、否定し続けてきた紙のカルテなどアナログなツールが日の目を浴びている。すべてを否定された気がした。それ以上に、限られた環境で必死に命をつなぐ医師の姿に心打たれた。

自己否定と無力感に心が壊れかける

日常を取り戻しつつある日々の中で、東京オリンピックも決まった。でも私はあの時のまま、エンジニアとして、医療ITに携わるものとして、もっと出来ることはなかったのだろうか?、あの時のような妙な高揚感はない自己否定と無力感だけが残った。大きな災害や事故から奇跡的に生還した人々を襲うサバイバーズギルト。そんな状況に近い、私は何をやっているのだろう?、迷いは日増しに高まる。ほんとうにこのままで良いのだろうか?

起業を決意、医療の世界に骨を埋める

東日本大震災から3年の2014年3月「もっと臨床現場で働きたい」私は愛着ある会社を退社を決意する。何か勝算があったわけではない、家族も居る、歳も40超えている。気軽に挑戦できるものではない、辛く険しい挑戦かもしれない。それでも、医療の現状、携わる多くの医療者の苦悩、そして被災地で更地になったクリニックで必死にカルテを探し、治療を続ける医師の姿が目から離れない。私は知ってしまった、変えられるのは今しかないし、そして変えるのは他の誰でもなく私でありたいと願った。私は自分が敷いたレールを外れる決断をした。

それでも確信はあった、私は多くの医療者同士が安心してコミュニケーションを取る専用ツールがないことを知っていた。コミュニケーションこそ人間の原点だ、ツールは道具でしか無い、プロ同士が安心してつながるツールを作ろう!そうして『メディライン』を作った。これから、訪問診療などで多くの医療者が外に行くケースが増えるだろう。メディラインを使ってほしい、私は、いつの日か、メディラインという名詞が動詞に変わることを願っている。「メディラインしとして!」と電話のように医療者なら誰でも使うツールを夢見ている。

まだ道のりは険しい、でも仲間とともにこの道を歩んでいきたい。いずれ自分も老いてくれば医療のお世話になる時もこよう、その時、若い医師がメディラインを当たり前に使う姿を見たい。

www.mediline.jp

今日生きたかった全ての犠牲者に黙祷

弊社の五百川が取材を受けました!

どもー代表の峯です。今日は抜けるような青空ですが、まだまだ肌寒い大手町です。さて弊社広報の五百川が美容系のメディア取材を受けました。

いつもは私が取材される側ですが、今回のようなスタッフへの取材は初めてだったので、私もドキドキです。
とは言え・・たぶん私より五百川の方がドキドキだったでしょう。自在に笑顔を作るのは難しいと言っていましたが、プロのモデルやアイドルの人は凄いですね!

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でも、ポーズとってなかなかキマってます!(*^^*)

性差によらず輝ける場を作りたい

奇しくも今日は国際女性デーです。私は常々、男女ともに楽しく生きるために外見も内面も磨くべき、と考えています。健康で仕事もオシャレも楽しみ、お互いをリスペクトすれば社会はもっとうまくいきます。

黒柳徹子さんも言っています。

男の人に比べると、女の人は外見のことでいろいろ言われがち。それが嫌だと思う人もいるでしょうけれど、私はなるべくきれいでいようと思っています。酒もたばこもやらないし、食べ物も気をつけている。「ご飯食べに行こうか」と誘ってくれるとか、そういうのって大事だと思うの。男性のためというより、自分が楽しく生きるために必要なことだと思います。

【国際女性デー】黒柳徹子が女性たちに伝えたいこと 「男の人にガンガン言われても、私は私。気にしない」

私も黒柳さんに同感なんです。生き辛さを感じてまで無理にどちらかに無理に合わせるのはナンセンスです。それぞれの性差をリスペクトしてお互いに協調する事で輝ける場を作る!、シェアメディカルはそんな会社にしていきたいと思います。

今、営業など人材を募集しています。もし一緒に働きたい方がいましたらお気軽にお問い合わせください。大手町でご飯食べるだけでも大歓迎です(^^ゞ

Contact 株式会社シェアメディカル

シェアメディカルシール完成!限定プレゼント中

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。先日、弊社オリジナルシールが完成しました!知らぬ間に代表峯が会社のオリジナルグッツを作成しているので、その他のグッツ関しても今後ご紹介していければと思っています。

まず第一弾としてはこちら!

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会社名のシールになります!オリジナルグッツを作成する意図としては、プロモーション効果狙いももちろんあるかと思いますが、やはり一番は、会社の中の士気が高まるということ。特にデザイナー出身の代表峯にとっては、モノづくりやデザインに関しては、思い入れもあるので気持ちが持ち上がるのではないかと思います。

私の新しい相棒であるDELLのノートPCにも、きっちり貼られた状態で手元に届きましたよw

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そしてこの相棒・・薄くて持ち運びもしやすく、サクサク動いてくれるのでとっても優秀なんです!ちなみに、結構大雑把な性格の私ですので・・こちらのケースでPCを保護してますw

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フェルト生地で可愛らしく、グレーは汚れも目立ちにくいのでお気に入りです!

話はシールに戻りますが・・是非、弊社のメンバーと会った際には「シールくれ」とお伝えください。私はバックに常備しているので、手持ちがなくなるまではどんどんお渡しします!(*ちなみに、言われなくても渡す場合もありますので、ご了承ください。w

現時点では限定50枚となりますので、欲しい方は是非ご連絡及びお声がけお待ちしております!

オフィスで離席時にAmazonの配達を確実に受取る方法

どもー代表の峯です。私がAmazonプライム会員になってかなりたちます。プライムNowでホントに1時間で品物届いた時は感動したものです。でも、その一方で多くの労力が消耗されているようです・・物流業界が大変なことになってますね。

私がAmazon好きなので、スタッフから、製本テープが残りわずかです!とか、付箋欲しいです!と聞けば喜々として頼んじゃうわけです。(ついでに余計なもの頼んじゃったりするわけですが・・)

自宅で受け取るなら誰かしらいる時間帯を選べばいいのですが、オフィスで受け取ろうとすると、これが問題で、なにぶん人数が居ないので、常にデスクにスタッフがいるとは限りません。セキュリティの関係で解錠しないとメインゲートから入れませんし、ポストは地下のビル集合ポストまで行かないといけないので、不在票入れるのも大変です。なので多くの配達員さんはそのまま持ち帰ってしまいます。

不在票あれば配達員さんの携帯に直接連絡付くのでオフィス街なので近くで配達してれば戻ってきてもらえますが、不在票もないので、何度かタイミング悪く再配達になって申し訳ない気持ちになってしまいました。

こうした、社内には居るけど、デスクの付近に居ない時に、どうやって受け取るかが課題です。知り合いのベンチャー経営者に話をすると、たまたまミーティングしてた、トイレに行ってた、ヘッドフォンで音楽聞いてて気が付かなかった、など同じようなことで悩んでる人が意外と多いことに気が付きます。

そこで、Amazonの配送先の設定を少し工夫してみました。

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住所1と2という設定があるのですが、恐らく多くの方は1に住所、2にビル名などを設定していると思います。実は一つのフィールドは結構長く設定可能なので、住所1にビル名などを含めてしまうことも可能なケースがほとんどではないでしょうか?、ちなみにビル名を省略しても住所+階数や部屋番号だけでも届きます。

そこで空いている住所2に「不在時は<携帯番号>に電話してください」と設定します。こうすると確実に伝票に印刷されます。電話番号欄もあるんですが、伝票によっては載らない事もあるそうで、あまり活用してくれません。これで携帯だけ握りしめていれば、社内には居るけど来訪に気が付かない場合でも「今行きまーす!」と受け取れるわけです。社用携帯持って名刺に携帯載せてるような方は是非お試しください!

物流が大変なのも理解できるし、でも欲しいものはジャストタイミングで欲しい!、実現するには「再配達を減らし確実に受取る事です」出費の要らないちょっとした工夫の業務改善でした!

Have a nice day!

 

私心なく働く人に部下は従う

どもー代表の峯です。一週間なんてあっという間ですね。

3月に入りました。実は早々から嫌な予感が的中してしまいました。毎年3月は突然物事が動くので警戒はしていたのですが・・・この72時間、私は結構心折れてました。。。総じて順調に行っているように感じるときこそ、気を引き締め警戒する必要がありますね。

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さて、私が精神的に困ったときに開くバイブルがあります。素野福次郎という経営者をご存知でしょうか?、素野は、TDK(当時は東京電気化学工業)がまだ社員4人の頃(うちと同じ!)、今で言うところのベンチャー企業だった頃からのメンバーで一貫して営業を担当し、松下電器など大手企業に販路を開拓、さらに積極的に工場の海外展開などを進めTDKを世界最大の磁気テープメーカーに育て上げた中興の祖です。

私はちょっと縁あってTDKで働いていたことがあります。これは当時社内で聞いた事ですが「1年に7回ボーナスがあった年があった」「入社数年の宣伝担当に現金数千万渡して渡米させスティービーワンダーと直接交渉してCM出演を承諾させた」「NASAから月面着陸の記録用の磁気テープの依頼があった」などなど、真偽は定かではありませんが凄いエピソードをいくつも聞きました。

松下幸之助が経営の神様なら、素野福次郎は営業の神様と言われ、知る人ぞ知る存在です。

そんな素野が社長時代に成長の秘訣を聞かれ答えたのが「企業は人間道場」という言葉です。当時TDKは急拡大で、多数の中途採用が増えていたそうで、素野は社内の結束を固めるため、社員教育を徹底したそうです。私が居たときにも、とても面白い社員研修をしていました。新入社員数人でチームを作り、仮想の通貨で竹と工具を買い、図面を引き、竹とんぼを作り、最期はプレゼンを行い、教育担当に選んでもらうというものです。
資金も時間も限りがあります、どの竹を選ぶか?、どんな工具を使うか?、そもそもデザインは、羽の加工どうすればより高く飛ばせるのか?、プレゼンはどうすれば?、たかが竹とんぼですが、その中には、仕入れ、開発、加工、販売、マーケティングと企業経営に必要なエッセンスが詰まっています。少ないチームで効率よく仕上げねばなりません。
チーム内で自然と役割が決まり、リーダーシップを発揮する者、ひたすら羽の加工に没頭するもの、プレゼン資料を作るもの、他のチームよりよい素材を持ってくる者など、役割が決まってきます。最終的にはチームワークが良いところが勝ちます。

素野は「私心なく働く人に部下は従う」「能力、学歴は関係ない」など、たくさんの語録を残しました。これは「修破離」という冊子(非売品)にまとめられ全社員に配られたと言います。営業に必要な様々なエッセンスが詰まっていて、今でも朝礼などで参考にする人もいるとか、私が居た時、幸運にも1冊頂けました。今でも私の宝物です!
私も迷う事があります。そんな時はこの冊子をパラパラめくってヒントを探します。

さて、この守破離という言葉は元々は仏教用語のようですね。「修」は師匠の御業を習って覚える段階、「破」はその習った技を自分の技として使いこなす段階、「離」はさらに自分流の工夫を加え師匠の御業を超える段階です。日本古来の師弟制度に基づくプロフェッショナルを養成するためのステップと言われてます。

私はこの「守破離」を自社の教育方針に取り入れています。と言ってもまだ数人の会社です。体系化された教育プログラムがあるわけではありません。医療の世界は奥が深いどこまでも深化出来ます。ただヒポクラテスの時代から受け継がれている医術の師弟制度と相性が良いと考えています。

そして我々は医療者の端くれです。医療者のマインドを理解し医療の世界で仕事する者の挟持を身につけるには、守破離の考え方はとてもシンプルで理解しやすいのです。

私は素野の言う「私心なく働く人に部下は従う」という言葉を信じ、日々私心なく働き、医療の世界を良くしてこうと思っています。きっと私の後をスタッフはついてきてくれると信じています。そしていつの時か、私と同列に並び、さらに加速し、そして追い抜いていってくれる。そんな守破離のある会社を実現したいと思っています。