日本医師会の公式キャラ「日医くん」を見て気がついたこと

どもー峯です。本年もよろしくです!

さて、1月9日に日本医師会より「医師だけでなく、国民にもより身近で親しみのある団体として認知してもらう」という目的で、ゆるキャラ?が公開されました。1300点も応募があったそうです。私も応募すればよかった。

www.med.or.jp

キツネのような犬のような・・まぁ、それはいいんですが、見て、おや?、と思った点が首からステート(聴診器)かけてるところ。最近は聴診器を首から下げていると患者さんにぶつける危険がある、不衛生、偉そうに見える、など、いろいろ謎な理由で今は、ポケットにしまえと指導されていると聞きます。実際、臨床実習に進む際の試験であるOSCE(客観的臨床能力試験)で首から聴診器かけていると落とされるという話です。

翻って日医くん、公式キャラですが、いいんですかね?(^^ゞとは言え実際、白衣のポケットはパツンパツンで、しまう隙間は無いという不満の声もチラホラ・・・

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デザイナー視点で言うと、眼帯鏡や首から下げた聴診器というのは医師を象徴するアイコンなんですよね。これが無いと、ただの白衣着た人になってしまって、床屋さんなのか?、料理人なのか?、パット見で表現するのが非常に難しくなる。このキャラをデザインした人もきっと同じ気持ちではなかったのだろうか?