三上 道彦 (michihiko mikami)

医療企画事業部 事業推進室
三上 道彦

プロフィール

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1995年に大学を卒業後、経理・情報システム・企画営業の業務を経験。1995年のWindows95ブーム到来とともにコンピュータシステムの世界に本格的に足を踏み入れ、エンドユーザー、開発側、販売側と異なる3つの視点を得ることになる。生来の気質から一所に留まらず、あちらこちらのプロジェクトに顔を出しているうちにたどり着いたのが医療情報システム営業の世界。
開発、導入、運用保守の実務がわかる営業担当者としての強みを生かし、日々システム導入の企画を提案し続けています。
なお、Macが幅をきかせる社内では数少ないWindowsユーザー。しかし、実態は怪しげなガジェット好きなLinux使い。秋葉原でパーツをあさってロボットを組み立てる日々を楽しむちょっとしたオタクであったりします。

シェアメディカルに入社したきっかけ

2016年、私は院内外の情報共有が極端に遅れている医療情報システムに半ば絶望しかけていたところ、SNSを使いこなして発言力を増している医療者がほんの数年で数多く出現していることに衝撃を受けました。

そうか、その手があったか。情報共有とはすなわちコミュニケーションの活性化だ。

SNSでは知識を持たない人も多数参加しているので際どい発言には躊躇せざるを得ませんが、医療従事者限定で閉じた場を提供すればもっと活発にコミュニケーションがとられるのではないか?複雑な業務システムや個人情報の壁が高い診療情報の共有にいきなり手をつけるよりも、まずは医療従事者が気兼ねなくコミュニケーションできる場を提供することが先決だ。
そんな考えに至ってシステムを構想していた際に見つけたのがMediLineでした。

なんだ、もうあるじゃないか。シェアメディカルって会社がやってるのか。じゃ、自分でやる必要もないな。

その後、しばらく過ごしているうちに、ふと、ある記事に目が止まりました。
「医療版UBer」。スマホを使って必要な時に近くの先生を呼べる。

これだ、患者にとっても、勤務医で自由な時間がほとんどない先生にとっても、このシステムはありがたいのではないか?
いったいどこが始めたんだ?

目にした会社名は、シェアメディカル。

そこからの行動は早く、すぐにWEBからエントリー、面接、入社に至りました。人生、思い立ったら吉日です。

現在の業務は

現在の業務はセールスを第一とする「企画営業」と言いたいところですが、そこはベンチャー企業ならではの何でも屋です。
営業担当者として見込み客リストを作ってアプローチを行い、プレゼン、受注へとつなげるのが基本業務ではありますが、システム企画から仕様書の作成、システムテストまで幅広く何でもやっています。いや、やらざるを得ません。そこがベンチャー企業の醍醐味でもあるわけですから。

仕事をする上で大切にしていること

あたり前ですが、「信用」です。モノという形のないシステムはとりわけ信用がなければ誰も購入しません。信用とは約束を守ることであり、期待を裏切らないことです。期待を少しでも超えることができたら信用が増す。信用が増したらもっと新しい仕事をいただける。ビジネスはこの繰り返しです。一日一日を大事にして、信用を増すことに精進しています。

今後の展開

まずはMediLineの会員施設を1万施設まで増やすことです。
医療従事者向けのSNSはいろいろありますが、実はコミュニケーションに特化した自由度の高いシステムはそれほどありません。まずは実務に役立てることを念頭に置いて業務よりの設計をしているからでしょう。MediLineは自由度の高いシステムです。自由が活発なコミュニケーションを発生させるので、あえてシンプルな設計にしているわけです。
しかしコミュニケーションを行うには相手が必要です。MediLineはまだ相手の数が十分ではない。様々な企業様とのコラボレーションを含めてMediLineの会員施設を増やしていくことが当面の課題です。