医療版UBER秘話〜夜空に空車のタクシーが来ること祈ったことありますか?〜
代表の峯です。日経産業新聞、日経デジタルヘルス他、TechCrunch、CNETなど多くのメディアに“医療版UBER”の記事が掲載されました。また比較的辛口なコメントも多いNEWS PICKSでも好意的コメントが寄せられ、潜在需要はかなり大きいと感じています。社会にコミットした以上、やり遂げる覚悟です。
さて、うちには2人子供が居ます。今は立派に大きくなったもんですが、今でこそ部活に恋に忙しいリア充男子の次男くんも、1歳の頃、深夜、熱性痙攣起こした時は、死んじゃうんじゃないかと真剣に思ったものです。
また、我慢強かった長男くんも、幼稚園の頃は親に迷惑かけまいとしたのか調子悪いのに運動会で頑張りすぎて肺炎併発して入院した事ありました。昨年亡くした父も、酔って家の中で転倒したのが長期入院きっかけでした・・・
都心の夜間や休日の医療空白はもはや医療過疎と変わりません。救急病院だってある、でも行けなんです!、深夜の住宅街にタクシーはなかなかいません。兄弟いればどちらか残して行くわけにも行きません・・それでも、とにかく大通りに出て通りかかるタクシーに全て手を上げ、賃走表示に何度も絶望し、空車のタクシーが来ることを夜空にひたすら祈った事もあります・・・
私はもう嫌なのです!
ただただ、何も出来ず、不安とともに子供の手を握りながら夜明けを待つだけの、そういう辛い思いをする親は私達の世代で終わりにしましょう!
メディラインをサービスして、つながった菊池先生そして、先生が行っているFastDoctorという夜間往診というモデル。これこそ、あの時知っていれば、私はどんなに救われたことでしょう。だから私は私と会社が持つ技術とノウハウで、この往診という古くて新しい医療を再発明する。どうしていいか絶望する若い親御さんや途方に暮れる高齢者のご家族を笑顔にしたい。医療とはそういうものだと信じたいのです。
もちろんまだまだ解決しないといけない問題はあります。安心安全を最優先として開発を続けていければと思います。