経営者のアイデンティティをどう法人格に投影するか?

どもー代表の峯です。弊社では毎週金曜日に経営会議をするようにしています。経営課題について議論するためです。ただ今週は結構熱い議論になりました。それぞれの立場、経験からどうするのがベストなのか?という点で主張が分かれました。

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シェアメディカルのことを真剣に考えれば、どうしても熱くなっちゃいますーーというスタッフの言葉を聞いて、少し新鮮な気持ちになった。今まで・・そう、ほんの数ヶ月前、私は自分ひとりで方針を決め、行動してきた。それが正しいかどうかなんて、誰もわからない。私のカウンターパートナーは居なかった・・自分自身の内なる心と対話しきめるくらいしかなかった。それが今は、3人で話し合う事ができる。こんな素晴らしいことがあるだろうか。

人数が増えれば意思決定が遅くなるという人もいるだろう。でもそれは違う。みんな真剣なのだ、真剣だからこそ熱くなる。それぞれの知見で議論を戦わせる。

私は法人格としてのシェアメディカルの成長を実感した。そして法人格の株式会社シェアメディカルは私の手を少し離れた。それは成長ということだ。寂しくもあり嬉しくもある。子供が大きくなる親の気持ちに近い。きっと今後も幾多の困難を迎えるだろう、その都度、スタッフと共に真剣に考え、どうあるべきか舵を切ることになる。

経営者のアイデンティティを正確に法人に投影できれば、経営方針で揉めることはない。むしろどうあるべきかを真剣に考え、迅速に答えを出すようになる。そのためには経営者はより正確なビジョンを示し行動原則を定める必要がある。

この大海を進むのは、私ひとりが乗ったボートではない、多くのCrewが居る船なのだ。知恵を出し合い、時に議論になる、でもそれはビジョンというベクトルの向きが揃っていれば、全てが同じ方向に向かう、マイナスになることはないと信じている。