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経営者が会社を一段成長させる3つの方法

どもー代表の峯です。たまには真面目なことを書きます。

「忙しい」を口癖にしていませんか?、でも実際スタートアップの経営者は忙しいです。なぜならまだ組織ができていないので、資金調達から月次の入出金、PCのセットアップに接待の店の予約。時には電球交換やトイレ掃除と、あらゆることをやらないといけません。私はデスクワークが嫌いなので、月末や決算が近づくとため息と頭痛の種となってしまいます。

一人で食っていくならそんな悩むこともありません。でも初めて投資家から資金を得てサービスを軌道に乗せて会社を大きくするベンチャー経営者の皆さんは、とにかく忙しく、悩みは無限大。そんな経営者はどうしたらストレスから開放されて、本来の経営に専念できるでしょう?

私もストレスフルな毎日ですが、私なりに考えた3つの方法をまとめてみました。少なくとも私は、この3つを実践して一段成長したと自負しています。

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1.アシスタントを雇う

アシスタント(秘書)なんて上場企業の役員だけの話だと思ってませんか?、ですが、これはすごく効きます。単純な話ですが、苦手なことは頑張る必要はないのです。苦手なことを頑張ってやっても得意な人の足元にも及びません。
電話応対、アポイントのスケジュール調整、資料の作成、各種契約書類の製本や返送、入出金の確認や振込など経営者の日常には重要なんだけど集中力を途切れさせるタスクがたくさんあります。これらをなるべくアシスタントに依頼しましょう。驚くほど時間が出来ます!、大手企業のアシスタントはある意味ステータスとしての意味合いもありますが、スタートアップのアシスタントは事務周りをテキパキ担当し経営者の背中を守ってくれるありがたいパートナーです。貴方は前面の敵に集中して下さい。

あなた自身をグロースするためにコストを使って下さい。

2.天と仕事する

数ある経営者悩みでもダントツナンバーワンが採用や評価など人事の問題でしょう。弊社も現在、エンジニアと営業の採用を行っていますが、良い人と巡り合うのはなかなか大変です。スタートアップが出せる報酬など大手に比べようにもありません、それでも来たいと思わせるには、経営者や会社の制度、製品やサービスの魅力を存分に出すしかありません。でも隣の芝が青いということわざがあるように、そんな物質的なものだけが満たされても人のモチベーションは長続きしません。ではどうするか?貴方自身のファンとなるスタッフをどれだけそばに置けるか?、これが組織をグロースする一つの鍵となるでしょう。

私も勤め人時代、マネージャーとなりマネジメントを求められ奮闘しましたが、言うことを聞かない部下や、無理難題を言う同僚や上司に頭悩まされ、騙し騙され、すっかり人間不信になり欝寸前まで追いつめられた事があります。そんな時この一説と出会いました。幕末の志士、西郷隆盛の有名な一説で『南洲翁遺訓』 というものです。

人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして己を尽くし、
人を咎めず、
我が誠の足らざるを尋ぬべし

人を相手にしないで常に天を相手にするように心がけよ。天を相手にして自分の誠を尽くし決して人を咎めるようなことをせず,自分の真心の足らないことを反省せよ*1

マネジメントとは極論としては人と対峙しその人を変えようとする、あるいはコントロールしようと試みる事です。でも多くの経営者は結果その通りにならない事に苛立ちます。時に裏切られたと思う人もいるでしょう。

でも違うんです。そもそも、自分の望んだ結果など自分以外が出せるわけはないんです。自分ができるんだから、相手も出来るという思い込みは驕りです。

経営者が出来ることは理念理想を示し、それを実現するために何が必要か?、自分は何が出来るかを考える土壌を作ることです。そして、彼、彼女らが考えたことは一考しとりあえず「それいいね!」と必要な権限をすぐに与えやらせてみることです。

貴方ほど上手には出来ないかもしれません。でも貴方と違うアプローチを生み出すかもしれません。うまくいかないことも多々あるでしょう。でもそれは、経営者自身が至らなかったのであり、失敗した相手を責めてはいけません。失敗から学ぶチャンスが得られたのですラッキーな事と思うことです。

かつて幕末、東北戦争で官軍に降伏した庄内藩は厳しい処断を覚悟していた。ところが西郷は逆に寛大な処置を指示。庄内藩で西郷の名声が高まったという。敵ですらファンに変える、この西郷のやりかたこそが至極のマネジメントです。

貴方の仕事は天を相手にする事です。目の前の人ではありません。

3.パートナー(右腕)を見つける

前の2と相反するように思えますが、会社をある程度の規模まで大きくするのは経営者の才覚があれば可能です。でも貴方がIPOを目指す、あるいは10年以上事業を拡大して成功したいのであれば、自分の分身となるような、あるいは、自分の苦手な分野を補完する、いわば経営者の背中を任せるパートナーが絶対に必要です。絶対的な信頼関係で結ばれているパートナーが居れば経営者は振り返ること無く全力で前に進むことが出来きます。
例えばソニーの創業者、井深大には盛田昭夫というパートナーがいました。本田技研工業の創業者、本田宗一郎には藤沢武夫がいました。
生涯エンジニアであった本田宗一郎は会社経営をすべて藤沢武夫に任せていたそうで、代表印すら預けていたというから相当な信頼だったのでしょう。藤沢が会社を切り盛りしたおかげて、本田宗一郎は開発に専念でき素晴らしい製品を世に出す事ができました。

貴方のストレス源である多くの悩みは、パートナーがいれば半分になります。頼れるパートナーが一人いれば貴方は毎夜悩む必要はありません。貴方と同じく同じ課題で悩んでいるパートナーが翌日、よい解決法を持ってきて来てくれるかもしれません。100人のコンサルタントを雇うより遥かに心強い、そして安心できます。そう貴方は一人ではないのです!

経営者の仕事の半分は、貴方と苦労を共にし一番側で喜びを分かち合えるパートナーを見つける事に費やされると言っても過言ではありません。

*1:元々は人が見ている前では正しい行いをするが見ていないところではついつい不正を働いてしまうこともある、でもお天道様とお相手していると思えば、悪いことは出来ないし間違いもない。という意味らしいです。