『Health App Lab』にて、弊社代表・峯のロングインタビュー記事が掲載されました

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。本日、『Health App Lab』にて、弊社代表・峯のインタビュー記事が掲載されました!!今回は、ロングインタビューでしたので、なんと3回に分けての掲載となります!

シェアメディカル対談】
 1.スマホサービスがメディカル領域に入ることができた要因←今回はこちら
 2.アプリ開発現場の苦労
 3.これからスマホアプリが発展する場所

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そんな第1回目のインタビュー内容は・・

スマホサービスがメディカル領域に入ることができた要因

昔は院内で携帯電話は禁止だった時代が長く続きました。理由としては医療機器への影響があるから、というのは昔から言われてましたし、当たり前だと思っていましたが、峯の話では、実は世界で一例も携帯電話が原因で院内での事故は起きていないというのは衝撃的でした。とは言え、院内で禁止されているのに医療者だけが使う訳にはいきません。また、医療の世界は、お役所の決まりが絶対です。必然的に医療用のサービスをスマートフォンで提供するには、ここを突破しないといけません。ところが、追い風なのは、ペースメーカー等の影響は、現代のスマートフォンでは問題ないレベルと、経産省規制緩和したことで大きく進展したとのこと。

おかげで院内で医療者の皆さんは堂々とスマートフォン使ってメディラインを扱えるようになりました。峯はこの世界で、ずっと規制と戦っているとボヤいてましたが、なるほどこういうことなんですね。
第2回、3回もご期待下さい!今後広がるであろう医療分野でのネットワークサービスの参考になればと思います。

エグゼメディカル社主催【医人塾】にて、代表峯が登壇致しました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。先日11月15日、エグゼメディカル社主催の【医人塾】にて、弊社・峯が登壇させて頂きました!

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かつてはhealth2.0や今年7月にはGEヘルスケア社主催のCentricity LIVE TOKYO 2017など大きなイベントで、何百人もの前で登壇した経験もある峯ですが、実は20人くらいの少数講演が一番緊張するとのことで、始まる前から緊張している様子。

sharemedical.hatenablog.com

医人塾は医療系企業の主に営業マンが医療セールスの極意を学び・実践し・報告する、実践報告会です。峯は趣旨に沿って、シェアメディカルはメディラインをどう広げていっているか?、またどう医師とコネクションを作っていくか?、といった内容が中心にお話させていただきました。
実は私も興味がありました。自社のイベント等でも峯はびっくりするくらい著名な方をアテンドしてきます。いったいどやってつながりを得ているのか?・・・そこには峯なりの創意工夫がありました。また、今回のテーマは普段はあまり得る機会のない医療系営業手法について講演だったので私も広報としても勉強になりました!

常々峯は「経験することでしか成長できない」と言っています。このような講演などの機会がございましたら、是非、私、広報の五百川までご連絡下さい!

 

デバイスWebAPIコンソーシアムに加盟しました

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。

さて、この度弊社は、デバイスWebAPIコンソーシアムに加盟申請を行い同コンソーシアム理事会にて加盟承認された旨の連絡を受けましたので、ご報告します!

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同コンソーシアムはメディラインなどのネットサービスと、IoT機器やウェアラブル機器などのデバイスを結ぶための共通規格(API)の標準化団体です。

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http://device-webapi.org/gotapi.html

今までは各メーカーごとに異なる仕様の規格に合わせてメディラインをカスタマイズする必要がありましたが、同コンソーシアムが推進している共通規格に対応していれば、将来的にはメディラインと様々なメーカーの体重計や血圧計などの検査機器やカメラやセンサーなども、個別対応すること無く、情報交換できるようになります。

 

弊社もしっかり会員リストの末席に加えて頂けました!

会員一覧 | デバイスWebAPIコンソーシアム

【医療者向け】EPDS(エディンバラ産後うつ病自己調査票)アプリをリリースしました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。
この度、医療者向けのEPDS(エディンバラ産後うつ病自己評価表)アプリをリリースしました!EPDSとは、産後うつ病を発見するために開発されたもので、全部で10項目あり、産後の母親が点数をつけることで、産後うつの可能性があるかどうかスクリーニングするものになります。

今回は、日本語版EPDS訳者でもある広尾レディースクリニック医院長の宗田聡先生の監修の元アプリを制作致しました!

このEPDSは、従来は紙ベースで利用されていました。なんと、現在TVドラマで放送中の「コウノドリ」の1話・2話でもEPDSは取り上げられています!

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参考:金曜ドラマ『コウノドリ』|TBSテレビ

産後うつの問題は現代の女性の生き方、働き方にも関係してきます。ドラマの中ではキャリアウーマンの佐野さんは、自分が担当していた仕事が気がかりで、早期に仕事復帰したいと言い、育児は何の問題もないとハキハキ答えます。でも、その様子を見た四宮医師は不審に感じ・・・というストーリーで進んでいきます。

これ以上はネタバレになるので書きませんが、監修頂いた宗田先生曰く「初めての育児で全く悩みのないお母さんは居ない。もしそう回答があれば逆に注意深く観察しないといけない」とおっしゃっていました。

なお、宗田先生の書籍「EPDS活用ガイド」もアプリリリースに合わせて上梓されました。書籍の中には、弊社のEPDSアプリもご紹介頂いています!、トリセツとあるように学問的な内容と言うよりは、EPDSを検診時に、正しくどう活用するか?という実践的な内容になっていて私でも理解できました。周産期メンタルヘルスに関わる保健師や看護師の方はマニュアルとして1冊持っておく事をおすすめします! 

EPDS活用ガイド: 産後うつ病スクリーニング法と産後健診での正しい対応

EPDS活用ガイド: 産後うつ病スクリーニング法と産後健診での正しい対応

 

先日の産婦人科医学学術集会でも平積みされていました。

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今回リリースしたEPDSアプリの特徴としましては、

■メディライン対応

医療用チャットツール「メディライン」と連携しています。メディラインアカウントで組織利用することが出来ます。
■高セキュリティ

メディラインプラットフォーム上の高セキュリティクラウドサーバに安全に保存され端末にデータは残りません。
■データダウンロード可

複数担当者、複数端末でEPDSを実施しても大丈夫。データはCSV形式でダウンロード出来ます。後々の活用も可能です。
■EPDSビックデータ集積可

自治体、研究者の方向けに地域ごとに集計したデータを提供しています。他のデータと相関調査したり保健行政に活用可能です。
■タブレッド・スマートフォン対応

スマートフォンタブレットに対応しています。端末を産褥期の母親に渡し自己記入してもらえれば集計は自動で行われます。
■EPDS公式アプリ

エジンバラ産後うつ病自己評価票(EPDS)日本語版の著者の一人である宗田 聡医師による正式な監修を受け開発されました。

であるという点になります。単に計算するだけでなく、集められたデータを保険行政で活かす試みは日本初です!

▼詳細は公式EPDSサイトを御覧ください。

www.epds.jp

産後うつは誰でも起こりうる症状なんです。重度・軽度の程度の問題はあるにしても、出産というのは女性の身体だけではなく、心も大きく変化させるとても大変なことなんだと、改めて痛感します。どんな人でも、自分自身のホルモンを自由にコントロールなんて出来ません。産後にイライラしたり、何故か涙が出てきたり、待望の我が子だったのに可愛いと思えなかったり。。そのような感情を抱いてしまうことで、余計罪悪感を抱いてしまう方が多いのですが、それは、母親が悪いのではないということを強く主張したいです。 

このアプリをリリースしたことで、今まで統計や傾向等の定量的なデータが取れるようになれば、より早期に母親からのアラートに周囲が気付けるきっかけになるのではないかと思っています。また、「産後うつ」への周囲の理解がもっと深まっていって欲しいと心から想います。

レスコ社主催 2017Alphaユーザ会にて弊社・峯が登壇しました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。
先日、株式会社レスコ様主催の【2017Alphaユーザー会】にて、弊社・峯が登壇させて頂きました!

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 全国からレスコ社の電子カルテAlphaを導入されている病院の担当者がお越しになっています。Alphaは精神科領域ではトップシェアの電子カルテシステムです。関東近県だけかと思ったら、意外と遠方からも来場されていてびっくりしました。

 

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峯が登場!、いつものスクラブ姿です。今日はレアキャラではなく定番でした。本日はメディラインを医療者の人材マネジメントに活用するためのアイデアを披露。慢性的な医療機関の人手不足に対しコミュニケーションという視点から孤立したり問題を抱えている職員をメディラインを使って早期に把握し、適切にケアすることで離職率を低下させる手法について説明しました。

今日のユーザー会は事務方の担当者様が多く出席されています。人材確保は病院経営上喫緊の課題です。なるほど、これは刺さるプレゼンです!、峯は直前までスライドいじってましたがオーディエンスの職種に合わせて変更していたようです。

この後、導入ユーザー同士でテーブルを囲み、事前に各医療機関から集めた質問や活用方法などの事例に沿って、ユーザー同士でノウハウを出し合い解決するというセッションが行われました。これはメディラインもユーザー会やったら面白そうと思いました。是非企画しよう!

 

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ブレイクタイムにレスコの藤川社長から嬉しいお土産です♪、”レスコ”と”ビスコ”、なんとも洒落が効いてますね!、こういう心遣いとセンスは素敵です!

シェアメディカルにも、実はマグカップやエプロン、シール等のオリジナルグッツがあるんですよ。以前のイベントではメディラインクッキーも作らせて頂きました!
何か皆さんにも配れるようなオリジナルグッツ(お菓子)をまた作りたいなと、改めて思ってしまいました!作った時はブログでご報告させて頂きますね☆

日本産婦人科医会学術集会にてパンフレットを置かせて頂きました!

どもー代表の峯です。なんか毎週土日が雨のような・・秋はどこ行っちゃったんですかね?

さて、本日も朝から雨模様ですが、第44回日本産婦人科医会学術集会(10月21日、22日)に行ってきました。東京で開催されるのは久しぶりとのこと。今日の目的はコレ!、開発中のEPDSアプリの宣伝です。監修頂いた宗田先生が、「チラシあれば学会で置いてもらえるようにお願いするよ」と言われたのが10月17日、その日のうちに慌てて急ごしらえで作りましたが、なかなかいい感じ!

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じゃーん、書籍の中にバッチリ紹介が入っています\(^o^)/
このアプリがEPDS公式アプリとうたう所以です。

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上梓は10月下旬とのことでしたが、学会会場では、すでに発売されていました。しかも平積み!

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企業出展もありました。 いろいろな学会行きましたが、さすが産婦人科系です。全体的にピンクっぽい感じですね!そんな中、前から気になっていた4Dエコーを発見。
最近は、お腹の赤ちゃんの表情までわかる、こんなはっきり見えるんですねΣ(゚Д゚)

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 全ての赤ちゃんとママさんと、産科医のために今日も頑張ります!

 

追記:Amazonで発売開始されました!

EPDS活用ガイド: 産後うつ病スクリーニング法と産後健診での正しい対応

EPDS活用ガイド: 産後うつ病スクリーニング法と産後健診での正しい対応

 

 

三上 道彦 (michihiko mikami)

医療企画事業部 事業推進室
三上 道彦

プロフィール

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1995年に大学を卒業後、経理・情報システム・企画営業の業務を経験。1995年のWindows95ブーム到来とともにコンピュータシステムの世界に本格的に足を踏み入れ、エンドユーザー、開発側、販売側と異なる3つの視点を得ることになる。生来の気質から一所に留まらず、あちらこちらのプロジェクトに顔を出しているうちにたどり着いたのが医療情報システム営業の世界。
開発、導入、運用保守の実務がわかる営業担当者としての強みを生かし、日々システム導入の企画を提案し続けています。
なお、Macが幅をきかせる社内では数少ないWindowsユーザー。しかし、実態は怪しげなガジェット好きなLinux使い。秋葉原でパーツをあさってロボットを組み立てる日々を楽しむちょっとしたオタクであったりします。

シェアメディカルに入社したきっかけ

2016年、私は院内外の情報共有が極端に遅れている医療情報システムに半ば絶望しかけていたところ、SNSを使いこなして発言力を増している医療者がほんの数年で数多く出現していることに衝撃を受けました。

そうか、その手があったか。情報共有とはすなわちコミュニケーションの活性化だ。

SNSでは知識を持たない人も多数参加しているので際どい発言には躊躇せざるを得ませんが、医療従事者限定で閉じた場を提供すればもっと活発にコミュニケーションがとられるのではないか?複雑な業務システムや個人情報の壁が高い診療情報の共有にいきなり手をつけるよりも、まずは医療従事者が気兼ねなくコミュニケーションできる場を提供することが先決だ。
そんな考えに至ってシステムを構想していた際に見つけたのがMediLineでした。

なんだ、もうあるじゃないか。シェアメディカルって会社がやってるのか。じゃ、自分でやる必要もないな。

その後、しばらく過ごしているうちに、ふと、ある記事に目が止まりました。
「医療版UBer」。スマホを使って必要な時に近くの先生を呼べる。

これだ、患者にとっても、勤務医で自由な時間がほとんどない先生にとっても、このシステムはありがたいのではないか?
いったいどこが始めたんだ?

目にした会社名は、シェアメディカル。

そこからの行動は早く、すぐにWEBからエントリー、面接、入社に至りました。人生、思い立ったら吉日です。

現在の業務は

現在の業務はセールスを第一とする「企画営業」と言いたいところですが、そこはベンチャー企業ならではの何でも屋です。
営業担当者として見込み客リストを作ってアプローチを行い、プレゼン、受注へとつなげるのが基本業務ではありますが、システム企画から仕様書の作成、システムテストまで幅広く何でもやっています。いや、やらざるを得ません。そこがベンチャー企業の醍醐味でもあるわけですから。

仕事をする上で大切にしていること

あたり前ですが、「信用」です。モノという形のないシステムはとりわけ信用がなければ誰も購入しません。信用とは約束を守ることであり、期待を裏切らないことです。期待を少しでも超えることができたら信用が増す。信用が増したらもっと新しい仕事をいただける。ビジネスはこの繰り返しです。一日一日を大事にして、信用を増すことに精進しています。

今後の展開

まずはMediLineの会員施設を1万施設まで増やすことです。
医療従事者向けのSNSはいろいろありますが、実はコミュニケーションに特化した自由度の高いシステムはそれほどありません。まずは実務に役立てることを念頭に置いて業務よりの設計をしているからでしょう。MediLineは自由度の高いシステムです。自由が活発なコミュニケーションを発生させるので、あえてシンプルな設計にしているわけです。
しかしコミュニケーションを行うには相手が必要です。MediLineはまだ相手の数が十分ではない。様々な企業様とのコラボレーションを含めてMediLineの会員施設を増やしていくことが当面の課題です。