ログの先にいる命をつなぐ医療者と医療を求める患者

どもー代表の峯です。今週はちょっとうれしいことがありました。

ひとつはメディラインが売れ始めてきたこと。今までは、無償のトライアルどまりだったのが、ここに来て、有償契約へのコンバージョンが確実に増え始めています。今までは私の友人などを通じて広がっていましたが、ここにきて五百川が頑張って広報やってる成果もあり、メディア露出による獲得が増えてきている印象です。

直近で言えば、LINQUAという医療サイトにメディラインを愛用していただいているドクターとの対談が載りました。いずれにしても認知され、求められつつあると確かな手応えを感じます。

linqua.jp

5月からはいよいよ、メディラインも弊社の製品ナンバーがが与えられ、先行プレビュー版から、正式商品としてリリースされます。すでに50以上の医療施設に導入いただき、医科大からクリニックまで多くの施設で稼働しています。

利用者の急増もあり少なからずトラブルも経験しました。メディラインの特徴は日中よりも夕方から夜間にかけての利用が急増する点です。きっと患者の急変や緊急往診依頼などホットラインとして利用されているのでしょう。

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私は監視ツール上で徐々に上昇する数値に固唾をのみながら考えます。これがゲームとかなら利用が伸びることは嬉しいでしょう。でも、メディラインは違うのです。この数値の先に今も命をつなごうと必死の医療者が居て、そして医療を求める患者さんが居るのです。素直には喜べません。ですが日夜奔走する医療者に感謝しつつ、彼らを支えるインフラとして私の果たすべき役割ははっきりしています。私は時々スタッフやお会いするお客様にこう申し上げることがあります。

「メディラインが急に失われれば、最悪患者さんが亡くなるかもしれないのです」

我々の扱っている製品はたんなるチャットツールではありません。命と命を"つなぐ"大切なホットラインなのです。それを提供し続けることが弊社の誇りであり責任だと考えます。 

リスクを負っているのは経営者だけではない

どもー代表の峯です。今週は、いろいろトラブル続きで平均睡眠時間3時間でした。でも意外と頑張れるなぁフフ、私もまだまだ若いぜ!と思っていたら、五百川から、早く帰って休んで下さい!と怒られました。
部下から業務命令が来るのも弊社の日常です。(^^ゞ

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ザイルバディというのをご存知でしょうか?エベレストなど難攻不落な山に登るのに通常一人では行きません。バディと共にアタックします。そしてバディは一本のザイル(最近はクライミングロープと言うらしい)で結ばれます。ほんとうの意味での命綱。もし、ザイルが切れたら谷底に落ちるわけです。

さて、経営においては、経営者は常にリスクを取っています。借り入れをすれば連帯保証は経営者です。日本は失敗した者には非情な社会です。会社経営に失敗すれば、ある意味、社会的な死と隣り合わせと言っていいでしょう。ではなんでそんなリスクある経営者をするのか?

そこに山があるからです。

山の種類は様々です。解決すべき社会的課題かもしれない、単に名声を得たいだけかもしれない。ではその山に登る意思は経営者だけのものなのか?、もしザイルが切れたら落ちるのは経営者だけなのか?、共に登るバディは単に従っているだけなのか?。

そんなことはありませんよね。仮に経営者が倒れればスタートアップの事業継続リスクは高まります。結果としてスタッフは職を失う可能性もあるのです。そうリスクを負っているのは実は経営者だけではなくスタッフも同じなのです。

そして、その山の頂の素晴らしい絶景を見たいのは経営者だけではありません。共に苦労してきたスタッフも同じなのです。だからこそ、何があるかわからないスタートアップに事業の可能性と経営者の理念を信じて飛び込んできてくれるのです。

優秀なスタッフはそれこそ命綱で結ばれリスクを共にするバディです。そのリスク意識を共有出来たとき、本当のバディとなれます。だからこそ、経営者は自分の弱さ、脆さ、会社の状況を晒しても、それを理解し補うバディが居れば、どんな難攻不落な経営課題だって乗り越えられる、その先の頂きを目指して、歩みを進められる。私は、そんな風に思うのです。

一般的に経営者は孤独です。誰より事業を愛し馬車馬のように働きます。そんな経営者を気遣ってくれるスタッフに感謝しましょう。そしてその時々の言葉には素直に従いましょう。

スタートアップ企業特集にて、弊社代表・峯がインタビューして頂きました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。
先日、またもや弊社代表・峯がインタビューして頂きました!今回はスタートアップ企業を特集した連載記事になります。

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創業ストーリーや、商品開発に関してはもちろんのこと、以前Blogでも代表が書いてた、スクラブを着る理由等についてもお話させて頂きました。

sharemedical.hatenablog.com

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掲載は5月上旬から中旬あたりとのことなので、掲載されましたら、また詳細をお知らせさせて頂ければと思います!今からとっても楽しみです!

多くのプロに囲まれた私は何のプロなのか?

どもー代表の峯です。今週もハードワークではなくディープワークな濃密な一週間でした。でも1日だけ・・今週1日だけ何をやってもモチベーション上がらず、何もアイデアが降ってこず、何もしたくない!と思う日がありました。その日は、ほんとコーヒー飲んでボーっとするほかありません。しょうがないよね人間だもの、とまにそういう日もあります。でも不思議とそういう日って何もスケジュール入っていない日なんですよね。逆説的に考えると、常に忙しく動き回って、バリバリ提案書書いて、いろいろ人にあっている方が様々なアイデアがポンポン湧いてきますし、ノリノリで提案書書けてる気がします。仮説ですが私にとって暇な時間というのは甘美な毒薬かもしれません。プロのアスリートやアーティストが常に練習を怠らないのと似ているのかもしれません。というわけで、峯さん忙しそうだからと遠慮せずにドンドン来て下さい!

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さて、プロと言えば、私の周りにはたくさんのプロが居ます。医師や薬剤師、看護師と言った医療のプロも居ますし、介護士やケアマネと言った介護のプロも居ます。プロの定義は様々ですが、資格を持った人というだけではありません。その道で稼ぐことが出来る人は総じてプロと言えるでしょう。弊社の五百川など、私のスケジュール調整力や事務能力は私から言わせれば、もはや職人芸です(笑)

そんな優秀なプロに囲まれた私は何かのプロと言えるのか?と、ふと立ち止まって考える事があります。

そんな時、いつも思い出すのは、師匠の言葉です。私の人生において2人の師匠が居ます。まぁ私が勝手に師匠と慕っているだけですので、厳密に師弟関係とは少し違うかもしれませんが、私は師と仰いでおります。ちょっと私のネタ帳に書いてある、二人の師匠の語録を紹介しましょう。

デザインの師匠

元々師匠はフリーランサーという言葉がない時代からのフリーランサーです。なのでフリーランスとしての挟持やクライアントとの交渉術、デザイン思考など様々な事を学びました。

「ジュエリーのデザインをしたければ四畳半一間のアパートに住んでいてはダメだ。富裕層の生活を知らなくてどうして彼らが欲しがるアクセサリーのデザインができようか?、借金してでもアルマーニのスーツ着てポルシェ乗って毎夜六本木で飲み歩く生活をしなさい」

私が今でも現場主義なのはこの言葉に強烈にインスパイアされたからです。お客様のことをお客様以上に理解し彼らの潜在的欲求(需要)を満たすことがビジネスの本質だと理解しました。

ビジネスの師匠

某デパートの外商部で企画担当だった方です。私の企画した製品を売り込みに行った先の担当者だった方だったのですが、どういうわけか気に入られ、その後様々な形で教えを頂きました。とにかくスケールの大きさ、実行力の凄さ、組織に居ながら組織の枠を自分で広げられる柔軟性は憧れにも近いものがありました。

 「自分が苦手なことを頑張ってやるより、得意な人にやってもらったほうが遥かにクォリティ高い。人を見る目は優れているんだから、むしろ秀でた人をどれだけ動かせるかで勝負したほうがいいね」

当時、なんでも器用にこなす事はできてましたが、器用貧乏になっていたのも事実。いたずらに忙しく、やりたいことが回らない、そんなときでした。恐らく見抜かれていたのでしょう。一介のデザイナーとしてではなく、プロデューサー的な役割が向いていると言われたのは初めてだったので、よく覚えています。それ以降、自分で出来ることでも人に振り、自分は複数同時に回す。今風に言えば自分をグロースする術を身に着けたのはこの時からだった気がします。

話がそれてしまいましたが、結局私は何のプロなのか?・・今は、やっぱりゼロイチで多くのプロを巻き込んで世界を創っていく「協創」かな?

ま、そんなところで。

数百人の医療者の活動を支える2人のエンジニアの挟持

どもー代表の峯です。広報の五百川が「私は先週3本記事書きました!」と誇らしげに言うので、暗に私にも何か書けと言ってるような気がするので書きます。

さて、4月に入り、メディラインの採用数が少しづつ増えてきています。特に数百人単位での大規模な導入が増えてきました。医療現場で求められているという確かな手応えを感じます。 

sharemedical.hatenablog.com

 我々のお客様は多くが医療機関です。24時間✕365日稼働している訪問クリニックもあります。安定運用こそが何よりも求められます。一方でITサービスの宿命とも言うべき、突発的なサーバーダウンや利用者からの機能改善要望など増えています。それだけ臨床で使われ、強く期待されているという事の裏返しであり、重責を負っている覚悟をもって職責を果たさねばと誓う日々です。

フロントは誰でも使える事を目指し、シンプル&ミニマルを是としたメディラインですが、裏側は複雑で高度なシステムが支えています。

こうしたシステムを支え、機能改善に応えるのは弊社の2名のエンジニア。弊社はリモートワークも多いのですが、週一で集まって、あれこれ話ししながら作業進めます。

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弊社はコーヒーラウンジがあり、Cafeに居るスタイルで仕事できます。スーツ着て無機質な机でモクモクとコード書く従来の開発会社のイメージはありません。自由気ままにメートPCだけ持って、好きな場所で好きなスタイルで仕事できます。私自身が束縛されるのが何より嫌なので、エンジニアリングチームに自由に働けるようにしてます。

彼らの働きによってシステムは支えられ、多くの医療者が日夜臨床で活用し病や怪我で苦しむ患者さんを救う。エンジニアチームもまた医療を支える重責を負っているという挟持をもって日々開発に取り組んでます。

【社長人】インタビュー動画が掲載されました!

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。
先日、弊社代表・峯の「社長人」動画インタビュー収録がありました。

sharemedical.hatenablog.com

そして、ついにその動画が掲載されました!!

▼動画インタビュー
http://pasona-syachojin.com/?p=5606

「プロフィール」「経営理念・ビジョン」「自社サービス」についてそれぞれ動画があります。

また、現在弊社では一緒に働く仲間を募集中です!
「求める人物像」や、未来の仲間に向けての「メッセージ」も合わせてご覧頂けると嬉しいです!
弊社に少しでもご興味頂けた方は、是非五百川までお気軽にご連絡下さいね!

【医療人への道No.1】働く細胞1巻~3巻

こんにちは!シェアメディカル広報の五百川(いおかわ)です。
先日のBLOGにも書きましたが、現在私は医療業界に関して勉強中です。そして、代表が沢山の本を私のデスクに置いているので、積読が数多くあります。

sharemedical.hatenablog.com

もちろん、積読したままではなくきちんと勉強しますよ!
早速何から読もうかなと考えながらパラパラと本をめくってみましたが・・
専門書等は手に取る自信がなく・・・。まずはウォーミングアップということで、初めの一歩を踏み出す相棒として【はたらく細胞】を読むことにしました!

 人生において漫画をあまり読んだことない私。ハマった漫画と言うとキングダムくらいw
でもこれがまた面白いっ!白血球、赤血球、血小板、マクロファージ、記憶細胞、キラーT細胞、NK細胞・・・等、様々な細胞が疑似化されて描かれている作品なんですが、花粉症や擦り傷、インフルエンザ等、体内外に何かしらの異常があった時には、細胞達がこんなにも迅速に反応して対応しているのかと思うと、本を読みながら感謝の気持ちが芽生えてきましたw

 

しかも、当たり前ですがこの細胞の働きは人間が死ぬまで一生続き、24時間365日休みはありません。人間の身体の神秘的な部分を感じることも出来ましたし、どういう時にどの細胞が対処(活躍)しているのかということも知ることが出来ました。

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まだまだ積読が沢山あるので、これから一つずつ読了していこうと思います!まずは、【はたらく細胞】を読んで自信の身体の中で起こっていることについて興味を持つきっかけになりました。これからも医療人への道は続きますので、読んだ本等はBLOGで紹介していきますね!皆さんのお勧め本等もありましたら、是非ご紹介して頂けると嬉しいです!